個人トレーダーの平均的な口座所有数は3～5個と言われています。でもFX初心者さんや、現在１つの口座しか持っていない方は、なぜ複数持つんだろう？と感じると思います。
こんな人におすすめ！
- 複数のFX口座を所有することになんの意味があるんだろう？
- FX口座って複数持ってもいいの？
- FX口座を複数持つメリットとデメリットを知りたい
- ２つ目に持つFX口座はどこがいいんだろう？
複数の口座を所有するメリット・デメリットを紹介するよ！
目次
FX口座はいくつも持って大丈夫？
基本的にFX口座は、別の会社の口座であれば上限なく開設できます。1つのFX会社で複数口座を開設することはできません。1つのFX会社では1つの口座しか持てません。口座の資金を分けて管理したい場合は、別々の会社を利用することをおすすめします。
私も複数持ってるよ！
FX口座を複数持つのにお金はかかる？
FXの口座開設や口座管理は無料です。いくつかのFX会社で複数の口座を持っても費用は一切かかりません。
FX口座を複数持つ5つのメリット
FXで複数口座を開設すると多くのメリットがあります！代表的なメリットを詳しく解説しますね♪
FX口座の特徴を使い分けられる
FX口座にはそれぞれの特徴があり、複数口座を使用することで戦略ごとに強みを活かすこと出来ます。
各FX業者の特徴の例
- 短期取引向き
- 長期取引向き
- マイナー通貨の取り扱いが豊富
- 情報収集力が高い
- 自動売買が可能
- スキャルピングが可能
などなど
これらの特徴をうまく使い分けることで有利に取引を行うことが出来ます。口座ごとに複数の戦略を使い分けられるので、1つの口座で取引するよりも効率的に稼げるパターンもあります。
得られる情報量が増える
FXで複数口座を持つと、得られる情報量が増えます。各FX業者のサイトやメールは貴重な情報源です。政治や経済の情報はもちろん、アナリストの相場分析などもFX会社によってちょっと違っていたりするんですよね〜。複数のFX会社の口座を持っておくと 情報の偏りを避けることができます。
情報ってホント大事！知っているか知らないかで、取引結果にも大きな影響を及ぼします。情報収集のためだけに複数口座を開設するだけでもいいと思いますよ！
情報量が増えれば、判断材料も増えますからね。まだ複数口座を開設していない人は、取引のためではなく、情報収集のためにも開設してもいいかも。
リスクヘッジができる
1つのFX会社だけで取引し続けるのは実は危ないかも…。どんなFX会社でも、相場が急変したときや何らかの障害が起きたときには、 取引ができなくなる可能性があるからです。エントリーしたままポジションを持っている場合、 何かの原因で決済ができない状態の時に相場が変動して損失が出てしまう事もあります。
そんなときに他にも口座があれば、同じ通貨ペアの売りポジションを作って、ポジションのリスクヘッジができます。ることが可能です。メイン口座が取引できなくなっても、サブの口座でポジションのリスクヘッジができます。
長期と短期の取引口座を分けて管理できる
FXで複数口座を開設すれば、トレードの手法ごとに口座を使い分けてもOK！1つの口座でスキャルピングとデイトレードのように違う手法のトレードをしてもいいのですが、分けた方がわかりやすいという方もいます。
複数のFX口座を「長期と短期」の取引手法で分けて管理すれば、ポジションごとに管理ができるので資金管理がしやすいですよね！各FX会社ごとで資金を管理できるという点も、複数の口座を持つことのメリットです。
利用できるキャンペーンが増える
FX会社では、利用者を増やすために、さまざまなキャンペーンを実施しています。具体的には、新規で口座を開くときや友達を紹介するときなどに キャッシュバックされるキャンペーンなどです。
特にLINE FXなどの一部のFX会社では、口座開設後に 一回取引するだけで数千円のキャッシュバックが帰ってくるお得なキャンペーンを開催しており、キャッシュバック狙いなら外せないFX会社でしょう。
JFXは毎月食べ物をくれるキャンペーンをやっており、我が家も助かっています♪
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FX口座を複数持つ4つのデメリット
FXで複数口座を開設することには確かにデメリットもあります。私はデメリットよりもメリットの方が多いと感じていますよ！それではデメリットについて解説します。
複数口座にいれる資金(証拠金)が必要
FX口座を複数開設すると、相場の状況に合わせた有利なトレードが可能です。当然ですが複数の口座で取引するということは、それぞれの口座に十分な証拠金を入金しておく必要があります。複数口座を開設すると、1つの口座で取引するよりも証拠金が増えてしまいます。
メールや通知が多く届いてわずらわしい
FXで複数口座を開設すると、さまざまな会社からFXに関するメールが届きます。重要な内容のメールも届来ますが、その時自分には必要のないメールもくることがあるので、わずらわしいと感じる人もいるかもしれませんね。
口座開設する手間と維持
口座開設をするには「個人情報の入力」「マイナンバーカードや個人情報書類の提出」などちょっと面倒と感じる人もいます。特に口座開設に慣れていない人は、やり方に手こずり時間がかかるかもしれません。
確定申告の際に複数口座の損益の通算が必要
FXで年間20万円以上の利益を上げると、確定申告をする必要があります。複数のFX会社で取引している場合は、損益を合計して申告しなければいけません。各社から年間の取引報告書を取り寄せ、それぞれ合算するという手間が増えます。全てネットで完結できることなので、実際にはそこまで大変な手続きではありませんが、慣れないうちは大変と感じるかもしれません。
複数のFX口座で取引スタイルの使い分けができる
FXを複数の口座で行う場合、取引スタイルによって利用する口座を切り替えることが重要です！おすすめの組み合わせを紹介します。
スキャルピングできるFX口座を選ぶ
複数口座を開設する際はスキャルピング狙いがおすすめです。私も普段はドル円をスキャルピングでトレードしています。そもそもスキャルピングができるFX会社は限られているため、事前に会社をしっかり調べておく必要があります。
どうしてスキャルピングを公認していないFX会社が多いかといいますと、FXトレーダーのポジションをFX会社がカバーしきれず、損失を被るリスクがあるからなんです。現在日本国内でスキャルピングを公認している会社は数社。スキャルピングで取引したい人は取引単位によって使い分けることをおすすめします。
また、スキャルピングはチャート分析が肝！利用できる分析ツールを十分比較して、利用するFX会社を決めましょう。
デイトレードできるFX口座を選ぶ
デイトレードができる口座を開設する場合は、スプレッドが低いFX会社を選びましょう。低コストで取引ができることも重要ですが、FX会社を選ぶ基準として、チャート画面の見やすさや操作性の検証が重要です。デイトレードの場合、分析のしやすさが決め手となります。
また毎日取引するデイトレーダーにとって、サポート体制が整っているかは重要なので、いつでも相談できるFX会社を選ぶようにしましょう。
スイングトレードできるFX口座を選ぶ
スイングトレードとは、2～3日から数週間かけてポジションを保有する、比較的期間の長い売買手法です。
ある程度の値動きの予測がつけば、その後はチャートを見る必要がなくなるため、日中忙しいという人でも、スイングトレードであれば取引することができます。
ただ、相場をチェックしないということは、その分不慮の事象に対応が利かなくなるため、各ポジションごとに「指値注文」「逆指値注文」を設定しておくべきでしょう。
自分の取引スタイルに合わせて口座を使い分けている方が多いです。
長期トレードでスワップポイント重視でFX口座を選ぶ
スワップポイントと為替差益のどちらでも稼ぎたいという人もいると思います。FXで複数口座を開設する際は、スワップポイントも重要です。スワップポイント、通貨の種類。スプレッド、手数料などなど比較して、自分に合ったFX業者を選べるようしっかり調べましょう。
FXの口座を複数開設する際に注意すること
スプレッドとスワップ
スプレッド(買値と売値の差)の狭さとスワップポイントの高さは重要なポイント。スプレッドが狭ければ、売買の際の手数料が低くて済みます。取引の頻度が多い短期取引用の口座では、スプレッドの狭さを基準にして選びましょう。
スワップポイントとは、売買する通貨間の金利差で発生する利益や手数料を指します。長期的にスワップポイントで利益を得る際は、スワップポイントの高さでFX口座を開設するのがおすすめです。
通貨ペアの種類
FXを行う上で通貨ペアの選定は重要です。通貨ペアに詳しくなると、有利な戦略を立てて取引を進められますからね！
ドル円やユーロ円などのメジャー通貨ペアは、ほぼ全てのFX会社が取り扱っています。しかし、「南アフリカランド/円 (ZAR/JPY)」や「トルコリラ/円 (TRY/JPY)」などのマイナー通貨ペアを全てのFX会社が取り揃えているわけではありません。
スキャルピングが禁止されていないか
私は普段スキャルピングでトレードしています。スキャルピングとは、数秒から数分単位の短時間で取引の繰り返しで利益を上げていく投資手法。FX会社によってはスキャルピングが禁止されています。短期取引を行う際は、スキャルピング可能な会社を選びましょう。
JFXやGMOクリック証券は、公式サイトでスキャルピングOKと公表されています。狭いスプレッドと、早い約定スピードを誇る、信頼度の高いFX業者です。スキャルピング可能な会社で、短期取引用の口座を開設しましょう。全てのFX会社が取り揃えているわけではありません。
取引ツール
取引ツールの性能は、FX取引の快適さを左右します。ほとんどの国内FX会社は、自社の独自のツールで発注を行います。分析力や操作性、視認性などが各社異なるので、自分の使いやすい取引ツールを探すために複数の口座を開設するのはおすすめです。
初心者の方は、わかりやすいシンプルなデザインで直感的に操作できる「DMM FX」や「LINE FX」がおすすめ。高機能なチャートで分析を行いたい方は、「GMOクリック証券」や「外貨ex byGMO」がおすすめです。
FXの複数口座開設はメリットが多い！
FXにおいて複数口座を持つことには様々なメリットがあります。とりあえずやっておいて損することはないので、まだ口座を1つしか持っていないという方は、ぜひ検討してみて下さい！
初心者で、分散するほど資金を持っていないという方でも、まずは口座開設から進めて、キャッシュバックを順々に回収するというのも一案です。まずはFXになれることも重要なので、無理せずコツコツ勉強と練習をしていきましょう！
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