トレードをしていて、「あ、今ギャンブルしてるな」って感じて落ち込むことありませんか?以前の私は、1日が終わって毎晩、朝起きて毎朝、そう感じていました…。
実はそれ、私たちの根性が足りないわけでも才能がないわけでもないんです。 最新の脳科学や心理学の世界では
「人間はもともと負けるように(ギャンブルにハマるように)作られている」
ということが分かってきている、という話を読みました。今回は、私がどうやってその「本能のワナ」から抜け出したのかお話ししてみようと思います。
脳が「ドキドキ」を欲しがっている?
人間には数万年前から備わっている脳の仕組みがあります。それは「不確実なもの」に挑戦するとき脳内でドーパミンという快楽物質がドバドバと出てしまうこと。
不思議なことに人間は「100%当たる」と分かっている時よりも、「当たるか外れるか分からない」というドキドキしている瞬間に一番興奮を感じるようにできているそうです。
太古の昔の昔。食べ物が見つかるか分からないリスクに挑んで、獲物を仕留めてきた先祖たちの生き残るための知恵だったのかも……。それが現代ではトレードの「刺激」として裏目に出てしまっているんですね。つまり興奮してドキドキして「楽しい!」「心臓が止まりそう!」と感じる時、脳は最高に気持ちよくなっちゃっているんです。
震えていたあの頃の私
今でこそ冷静に「思考ログ」なんて言っていますが、少し前の私はまさにこの本能の塊でした。エントリーした瞬間に顔が熱くなって真っ赤になったり、逆に背中や指先が冷たくなったり。損切りラインが近づくと全身ガタガタ震えてたり、体中の血管を感じているのではと思うほど脈がドクドクしたり…。まともに画面が見られない。でも見ずにはいられない…。
あの頃の私は相場を分析するトレーダーではなく、刺激を求めるただの「ギャンブラー」でした。 心拍数が上がって体が震える時、知性じゃなくて動物的本能に負けてしまっています。その状態ではどれだけ勉強した知識も、残念ながら1ミリも役に立っていませんでした。あんなに勉強はしてるのに…。
絶対に興奮状態にはしない
私が最近取り入れている「AIを外部脳にする方法」や「丁寧なノート作り」は、実はこの本能から自分をそっと切り離すための「お守り」のようなものです。
今の私はもしトレード中に少しでもあの「ドキドキ」や「震え」が戻ってきたら、どんなにチャンスに見えても、勇気を持ってパソコンを閉じるようにしています。 感情が動いた瞬間に、「正しい判断力」はどこかへ飛んでいってしまうとわかっているから。なんとしてでも、興奮状態にはなってはいけないと思っています。
自分の脳のクセと仲良く付き合う
FXは「自分の脳」との戦いの部分も大きいと思っています。
- ドキドキしたい自分を、徹底した「検証」でなだめてあげる
- 一喜一憂しそうな自分を、無機質な「データ管理」で守ってあげる
「手に汗握るような楽しいトレード」は実は危険なサイン。 逆に「なんだか今日は地味で退屈な作業だな」って感じる時こそ、勝ち組への道を歩んでいる証拠かな…。
感情に振り回される「参加者」としてではなく、特等席から優雅に眺める「観測者」として過ごせるようになるのが理想です、
これからもそんな「自分を乗りこなす設計図」を、試行錯誤しながら皆さんにシェアしていけたら嬉しいです。
まだまだコツコツ頑張る!
